■日本人の死亡原因の第1位を占める癌のなかで、部位別の死亡率で胃癌が第2位、大腸癌が第3位を占めます。つまり胃癌、大腸癌で亡くなる方が多いわけですが、いずれも早期に発見し治療すれば治る可能性が高い疾患です。特にごく早期の粘膜内癌であれば内視鏡で切除し、治癒させることが可能です。
■胃、大腸の精密検査にはバリウムを使った造影検査と内視鏡検査の2種類があります。
■造影検査は胃・大腸にバリウムと空気を入れコントラストをつけて写真を撮る検査です。有用な検査ですが診断の精度は内視鏡検査に勝るものではなく、病変を疑う陰影がある場合それを確認するのは内視鏡検査となります。またたくさんのX線に被曝するという欠点もあります。
■内視鏡検査ではハイビジョン画像で消化管の内腔を直接観察することにより、造影検査では見落し易い微細な病変の発見が可能で、病変より少量の組織を採取し顕微鏡の検査に提出し、病変の良性・悪性の診断ができます。大腸の小さなポリープであれば、その場で切除することも可能です。
■よって当院では胃、大腸の精密検査には内視鏡検査を施行しております。 |